preventive-nutritional-medicine

予防医療・栄養医学在宅医療診療事例

パーキンソン病の起立性低血圧・ふらつきの原因と在宅でできる対策|守口市の訪問診療

パーキンソン病の方で、「立ち上がったときにクラっとする」「歩き出しが不安定」「転びそうで怖い」といった訴えは非常に多くみられます。
これらの症状の背景にある代表的な原因の一つが 起立性低血圧 です。

在宅医療の現場では、薬を増やすだけでなく、生活動作・住環境・リハビリ・骨折予防まで含めた包括的な対応が重要になります。

パーキンソン病に起こる起立性低血圧とは

起立性低血圧とは、横になった状態や座った状態から立ち上がった際に、血圧が急激に低下し、めまい・ふらつき・失神前症状を起こす状態です。

パーキンソン病では、
・自律神経機能の低下
・加齢
・筋力低下
・脱水
などが重なり、起立性低血圧が起こりやすくなります。

その結果、転倒や骨折のリスクが大きく上昇します。

ふらつき・立ちくらみが悪化する理由

在宅でよくみられる悪化要因には以下があります。

・高血圧を厳格にコントロールしすぎている
・降圧薬の影響
・水分摂取不足
・急に立ち上がる習慣
・下肢筋力低下
・住環境に手すりがなく不安定
・歩行補助具が未導入
・骨粗鬆症の未治療

特に、「転倒=運動不足→さらにふらつく」という悪循環に陥るケースが少なくありません。

在宅でできる起立性低血圧・ふらつきへの対策

ご自宅で実践できる対策として、次の点が重要です。

・起き上がるときは、
 寝た状態 → 座る → 立つ、を数十秒ずつかけて行う
・急に立ち上がらない
・朝一番の立位動作は特に慎重に
・水分摂取量を確保する
・立位時にふらつきがある場合は無理に歩かない
・手すりの設置、段差の見直し
・歩行器や杖の使用
・定期的なリハビリによる筋力維持

薬だけに頼らず、「動作」と「環境」を整えることが非常に重要です。

当院で行っている在宅医療でのアプローチ

たいようさんさん在宅クリニックでは、起立性低血圧に対して以下のような対応を組み合わせて行っています。

・血圧目標を厳格にしすぎず、転倒リスクを優先して調整
・降圧薬の内容・量の見直し
・起き上がり動作や立位動作の具体的な指導
・手すりや歩行器の使用指導
・訪問リハビリとの連携
・筋力低下に対する運動指導
・転倒リスクが高い方には、あらかじめ骨折予防(骨粗鬆症治療)を検討

「ふらつくから動かない」ではなく、
安全に動ける環境を整える ことを重視しています。

守口市での実際の症例

守口市在住のパーキンソン病の方で、立ち上がる際のふらつきが強く、転倒を繰り返していました。

診察の結果、血圧管理が厳格すぎる可能性があり、降圧薬の調整を行いました。あわせて、
・起き上がり動作をゆっくり行う指導
・歩行器の導入
・訪問リハビリによる筋力訓練
・骨折予防の治療開始

を実施しました。

その後、立ちくらみは軽減し、転倒も減少。ご本人・ご家族ともに安心して在宅生活を続けられるようになりました。

※本症例は一例であり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。

在宅医療をご検討の方へ

パーキンソン病のふらつきや立ちくらみは、「年のせい」と片付けられがちですが、適切な調整と環境整備で改善が期待できるケースが多くあります。

たいようさんさん在宅クリニックでは、守口市を中心に訪問診療を行い、転倒予防まで含めた在宅医療を提供しています。

お困りの症状があれば、早めにご相談ください。

たいようさんさん在宅クリニック
守口市金下町2-2-13 徳高ビル1階
電話:06-4250-9233

pagetop