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訪問診療
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小児、神経難病と在宅医療
訪問診療当院は白の母校である、大阪大学医学部の神経内科とかねてから連携していまして、パーキンソン病やALS、多系統萎縮症や筋ジストロフィーなど在宅で対応することが多い神経難病のフォローに特に力を入れてきました。しかし、小児の神経難病や先天疾患などに...
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体調が悪いとき、早めのご相談を
訪問診療本日は早めの相談の重要性についてお話ししたいと思います。以前にかかりつけ医に通っていたご高齢の方が急に調子が悪くなり、ごはんも食べられず、動けなくなったとのことでご相談があり、訪問しました。前医受診時には大丈夫だと言われていたようですが、そ...
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胃瘻や点滴による栄養が長いとき、気をつけるべき!セレン欠乏症について
訪問診療皆様は「セレン」というミネラルをご存知でしょうか?セレンは必須ミネラルのひとつで、不足すると爪の白色化、心機能低下、下肢痛、甲状腺機能異常、大球性貧血などを起こし、ひどい場合はKeshan病による心筋壊死で死に至ることもあり、とても大事な栄...
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人生の最後を考える会議「ACP」について
訪問診療ACPという言葉をご存知でしょうか? Advance Care Planningの略でACPと言いますが、日本語でいうと「終活」ともいえるでしょうか。ACP(Advance Care Planning)とは、将来の変化に備え、将来の医療及び...
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脳卒中、認知症による活動性低下について
訪問診療脳梗塞や脳出血後、または認知症などで活動性が低下することがしばしばあります。無表情になり、昼間からうとうとしたり、ごはんもあまり食べなくなり、家族の方が心配して相談されるケースも多いです。脳はいまだに未解明なところが多い臓器ですが、脳を刺激...